「飲む点滴」と言われ、美容や健康に効果があるのが、甘酒です。
この甘酒ですが、2種類に分けられるのは、ご存じでしょうか?
それは、米麹で作られたものと酒粕で作られたものに分けられるのです。
この2つの甘酒にどのような違いがあるのでしょうか?
また、美容や健康に対する効果にも違いがあるのでしょうか?
この素朴な疑問と酒粕で作る甘酒の簡単な作り方について、お伝えしたいと思います。
酒粕での甘酒の作り方
- 酒粕で作る甘酒は、飲みたいと思ったときにすぐに作れるのです。
- 酒粕100gをお湯400㎖で溶かす。
- 加熱しながら、味を見ながらしょうが、砂糖を加える。
ひと煮立ちしたら、完成。
酒粕と米麹で作る甘酒の違い
酒粕で作る甘酒
- アルコール分を含んでいる
- 自分で砂糖を加えて、甘味をつけられる
- カロリーが高め
- 時間をかけずに簡単に作れる
米麹で作る甘酒
- アルコール分を含まない
- 砂糖を加えなくても、自然な甘さがある
- カロリーは低め
- 作るのに、時間がかかる
一番大きな違いは、アルコール分を含んでいるので、子供や妊婦さん、車を運転するときは飲めないということです。
さらに、原料となる酒粕と米麹の栄養価にも違いがあります。
甘酒成分・比較表
※七訂日本食品標準成分表、可食部100g当たりの栄養素の量。
甘酒成分 | 酒粕 | 米麹 |
---|---|---|
エネルギー | 227kcal | 268kcal |
たんぱく質(50g) | 14.9g | 5.8g |
脂質 | 1.5g | 1.7g |
カリウム(2000mg) | 28mg | 61mg |
葉酸(240mcg) | 170mcg | 71mcg |
ビタミンB1(1.1mg) | 0.03mg | 0.11mg |
ビタミンB2(1.2mg) | 0.26mg | 0.13mg |
ビタミンB6(1.1mg) | 0.94mg | 0.11mg |
食物繊維(17g) | 5.2g | 1.4g |
※栄養の隣の()内は成人女性の1日の推奨量または目安量。
酒粕の甘酒のほうが、たんぱく質・葉酸・ビタミンB群を多く含んでいます。
酒粕と米麹の甘酒の
効果と注意点
どちらの甘酒も健康効果が高いことは、知られています。
でも成分から見るかぎり、ダイエット目的・美容目的で飲み分けたほうがより効果的といえるでしょう。
酒粕の甘酒は美容に!
酒粕の甘酒には、美肌効果の高い栄養素が多く含まれています。
- トリアシルグリセロール:シミ、そばかすの原因となるメラニン色素を抑制する
- ビタミンB群:肌のターンオーバーを活性させる
- プロリン:コラーゲンの成分
米麹の甘酒はダイエットに!
米麹には自然の甘さがあります。
しかし、酒粕の甘酒は砂糖を加えて、味を調整します。
つまり、砂糖の分だけ、カロリーが高くなってしまうのです。
さらに、米麹に含まれる成分の中にダイエット効果があるものも多いのです。
- ブドウ糖:満腹感を得られるので、食べ過ぎを防ぐ
- オリゴ糖:腸内環境を整えて、便秘を予防する
- リパーゼ:脂肪をエネルギーに変える
最後に…
米麹で作ったもの、酒粕で作ったもの、どちらの甘酒も、体にいい栄養素をたくさん含んでいます。
作り方は難しいものではありません。
美容と健康のため、自分で作った甘酒を飲んでみても良いと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
他にも、肌荒れやスキンケアに関する予防法や改善策、最新の美容情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。
出典元:http://calori.jp*http://kininarurabbit.jp
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