思春期だけではなく、大人も食生活の乱れやストレス・環境の変化などによってニキビができてしまうことがあります。
たかがニキビ・・・「放っておけばいいんじゃないの?」と思いがちですが、放っておいたがために顔にニキビの跡が残ってしまうことがあるのです。
ニキビが重症化させないために、できてしまう原因を知ること、そして対策をとることが大切なのです。
ニキビができてしまう原因
ニキビができてしまう基本的な原因は、肌の毛穴の入口が角質で増殖し、ふさがってしまうことで皮脂が排出しきれずに、毛穴がつまってしまうからです。
このつまった皮脂が酸化して皮膚の中にいるニキビの原因となるアクネ菌が繁殖してしまうので、炎症が悪化して、ニキビとなってしまいます。
ではこのアクネ菌が悪者なのかといえば、そうではありません。
アクネ菌は肌表面のバランスを正常に保つ役割を持っていて、肌にとっては必要な菌といえます。
つまりニキビを作らないようにするには、毛穴に皮脂をつまらせないようにすることが大切なのです。
毛穴がつまってしまう原因
ストレスなどによる新陳代謝の低下、成長ホルモン・男性ホルモン・黄体ホルモンの影響で肌の表面が硬くなってしまい、毛穴付近の皮膚のターンオーバーが正常に行われなくなってしまうことによって、毛穴がつまってしまいます。
また、皮脂を落とそうとして必要以上に洗顔してしまうことなどの皮膚への過剰な刺激から肌を守ろうとして(バリア機能)、角質が硬くなってしまい、毛穴に皮脂がつまりやすくなってしまいます。
これらの原因からニキビへと進んでしまうのです。
紫外線とニキビの関係
紫外線はシミやしわなどの原因とばかり思いがちですが、ニキビの原因ともなってしまいます。
紫外線をあびることで、肌を守ろうとする力が働き、角質が厚くなります。
厚くなってしまった角質は、毛穴のつまりを促してしまいます。
その結果、ニキビとなってしまうのです。
ニキビの対策
ニキビの基本的な対策としてまずは毛穴のつまりをなくすこと、そしてアクネ菌の繁殖・炎症を抑えることです。
いかに対策をまとめましたので参考にしてください。
毛穴のつまりをなくす
メイク用品は、油分を多く含んでいます。
ずっとメイクしたままでは、毛穴がつまりやすいということです。
なので肌に負担がかからないようにして、丁寧にクレンジングすることが大切です。
また、忘れがちですが、菌の増殖を抑えるためにも、ファンデーションを塗るときに使うスポンジはこまめに洗うなどして、清潔を保つことも大切です。
アクネ菌の増殖を抑える
アクネ菌は常在菌です。
つまり皮膚のどこにでもいる必要な菌なのです。
アクネ菌には、善玉菌と悪玉菌があります。
善玉菌は肌を弱酸性に保ち、病原菌の増殖を抑える性質があります。
一方、悪玉菌は遊離脂肪酸を排出してしまうので、ニキビに炎症を起こしてしまいます。
そのため、悪玉菌が増えないように抗酸化作用や殺菌作用のある化粧水を使ったり、肌を弱酸性の状態にしてくれるコスメを利用したり、ビタミンBを摂取したりすることが効果的です。
食生活を見直す
糖分・脂分の摂り過ぎ、香辛料の効いた刺激物は、毛穴をつまらせやすくなってしまうものです。
バランスのよい食事に心がけましょう。
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禁煙
タバコに含まれるニコチンは、血流を停滞させ、肌の新陳代謝を抑えてしまいます。
できるだけ禁煙するのが、望ましいです。
ストレスをためない
ストレスによって、自律神経に乱れが出やすくなってしまいます。
自律神経の乱れは、皮脂の分泌を促してしまうので、ニキビの原因となってしまいます。
最後に…
ニキビは、思春期だけのものではなく、大人もストレスやホルモンバランスの乱れなどによって、できてしまいます。
予防も大切なことですが、できてしまったらアクネ菌の繁殖・炎症を抑えることによってニキビが悪化しないようにして、ターンオーバーを促進して菌を排出することも大切なケアです。
生活習慣を整えることで予防しつつ、悪化しないケアを普段から心がけることが、肌にとって必要なことになってきます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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