隠したくなる肌・モデル

多くの女性を悩ますシミ。

一度できるとなかなか消えない!

そんな女性を苦しめるシミにもいくつか種類があるのをご存知ですか?

今回は、シミの中でも治りにくいシミ、「肝斑」について、飲み薬で治療できるのか、市販薬でも効果は期待できるのか。

そして、気になる副作用はあるのかをご紹介しますね^^

 

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肝斑とは

シミと聞くと、そばかすやまだらにできた黒いシミ(日光黒子)が思い浮かびますね。

シミの中で一番多いのが、「日光黒子」だと言われています。

顔のあちこちにできてしまうのが特徴で、紫外線が原因でできたもの。

常に露出されている腕などにもできやすいので要注意ですよ!

老若男女問わずにできてしまい、ぽつぽつとできた黒い点は非常に目立って厄介。

・・・と、やはりシミの代表というと、日光黒子な気がしますね。

ですが、実は「肝斑」という種類のシミは、思っているよりも多くの女性を悩ませていることが分かりました。

シミは年齢を重ねていくうちにできてきてしまいますね。

50代や60代、しっかりスキンケアしていても年齢には勝てないもの。

しかし、「肝斑」の恐ろしいところは、30代~40代に多くみられるところ。

30代というと、まだまだお肌もきれいで、これからもっと輝きたい!

シミなんかできるはずない!・・・と思いがちですが、エイジングケアしても美白対策しても、どうにもくすみが広がっている気がする、という方は、もしかしてそのくすみ、「肝斑」かもしれませんよ!

シミというと、紫外線が原因と決めつけがちですが、実は肝斑は紫外線が原因ではありません。

肝斑の原因

肝斑は、女性ホルモンの乱れなど、ホルモンが原因となって発症します。

妊娠中のホルモンバランスの乱れ、また、ホルモンバランスを乱す避妊薬などによって誘発されてしまうんですね。

そのためか、50代後半を過ぎてくると、ほとんどの人は発症しなくなります。

60代以降での発症例はほぼなく、できていた肝斑も消えることもあるそうです(*^^*)

ホルモンバランスは心身の状況によっても変化しますから、ストレスにも注意したいですね×

肝斑の最大の特徴は、左右対称に発症すること。

主に、目尻の下や頬骨に沿って、なだらかなカーブを描きながら左右対称性にできることが多いようです。

目の近くの周辺にはできず、色はもやっとした薄い褐色。

日光黒子ははっきりとした色があり、点々とできますが、肝斑は広い範囲に発症します。

自分のシミが肝斑かも?って思った方は、インターネットでセルフ肝斑チェックもできますよ!

これからまたご説明しますが、日光黒子はレーザー治療などできますが、肝斑にはできません。

2つは似ているため間違えやすいです。

シミだからといって、簡単にレーザー治療に踏み切るのは危険なので注意しましょう!

 

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肝斑は飲み薬で治療できる

治療・改善

次は、肝斑の治療についてみていきましょう!

肝斑には、レーザー治療は効かないと言われています・・・むしろ悪化してしまうんだとか。

ホルモンバランスの関係で発症・悪化するものだから、スキンケアしてても治るどころか広がっていくし・・・。

じゃあどうやって治療したら良いの?

実は、肝斑には飲み薬が有効なんです♡

痛い治療も必要なし!

「トラネキサム酸」という成分が含まれているお薬を服用することで、改善されていくそうですよ!

頑固なシミが飲み薬で治るなんて、とってもありがたいですよね☆

「トラネキサム酸」は、人工的に作られた「アミノ酸」の一種なんです。

メラニン色素を作り出してしまう、「メラノサイト」という物質に働きかけ、肝斑を作り出すことを抑制してくれる力があります。

関連シミ・そばかすの原因と対策~すべてはメラニンが天敵だった~

聞きなれない成分は不安になりますが、トラネキサム酸は厚生労働省が美白に効くときちんと認可している成分なので安心♪

合わせてビタミンCを摂取することでより効果UP!

内側からのケア+外側からのケアでお肌に美白効果のある「ハイドロキノンクリーム」などの外用薬を使うとさらに効果的なんですよ。

 

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市販薬の効果や副作用

肝斑を改善する市販薬は、「トランシーノⅡ」があります。

トランシーノⅡの効果

肝斑に効くトラネキサム酸を主な成分としていて、効果が認められている飲み薬なんですよ。

「トランシーノⅡ」を、毎日朝と夜の2回、1回に2錠飲むことで改善へと繋がるそうです。

大体4週間から5週間で肝斑がぼやーっと薄くなりはじめ、2か月ぐらい経つとほぼ消えているそう!

市販の飲み薬である「トランシーノⅡ」と皮膚科などの病院やクリニックで処方される飲み薬の違いは、トラネキサム酸がどれだけ含まれているか、というところ。

お医者さんから処方される飲み薬の場合、トラネキサム酸を1日2000ミリグラム接種できるお薬を処方されることもあるそうです。

反対に、トランシーノⅡでは、その半分ぐらいの量しか接種することができません。

とにかく早い改善を望むなら、お医者さんに相談することをおすすめしますよ(*^^*)

毎日こつこつと飲み薬を服用し続けることができる人は、お手軽に市販薬で治療しても良いかもしれません♪

トランシーノIIは2か月以上続けて飲んじゃだめなんですね。

1か月を超えてくると目に見えて効果が分かるようになるため、最低でも1か月は服用しましょう。

 

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トランシーノⅡの副作用

過剰にトラネキサム酸を摂取すると、血栓ができやすくなってしまうという副作用があるんです。

高血圧の方や、すでに血栓がある人はお医者さんに相談してからの服用をおすすめします。

また、妊娠中の方も、通常より血栓ができやすい状態のため、自己判断での使用はやめましょう。

また、副作用として、軽い頭痛や食欲不振、胸やけなどの症状をうったえる人もいるそうです。

ですが、トラネキサム酸はかなり安全性の高い成分だと言われていますし、確立としては非常に低いと考えて良いと思いますよ(*’ω’*)

肝斑が治った後に、また再発した場合は、最後に服用した日から再開までに2か月は開けるようにしましょう。

もちろん、その後の服用も2か月以上飲んではだめですよ!

そして、飲み薬を服用しているからと言って、お肌のケアは怠ってはいけません。

特に、紫外線対策はきちんと行いましょう。

せっかくお薬を飲んでいても、紫外線によって肝斑を悪化させ、さらには新しくシミができてしまうかもしれません。

治療には根気と継続が大切です。

諦めずにシミとさよならしましょうね☆

Mato-MEMO

まとめメモ

自分のシミが肝斑かもしれない・・・と思った方も多いのではないでしょうか?

最後におさらいです。

  • 肝斑とは、目の周りをさけて目尻や頬あたりに発症する左右対称のもやっとした薄い褐色のシミ
  • 肝斑はホルモンバランスの関係で発症し、30代~40代に多い
  • 肝斑にレーザー治療は効かない
  • トラネキサム酸という成分がメラニン生成を抑えてくれる
  • トラネキサム酸の過剰摂取は血栓をつくることがある
  • 市販薬トランシーノⅡは朝晩2回の1回2錠を毎日続け、2か月以上飲んではいけない
  • 飲み薬を飲んでいても、紫外線ケアは怠らない

「シミだからレーザー治療したら大丈夫」や「薬を飲んでるから大丈夫」などと安易に考えずに、自分のシミにあったしっかりとした治療を行い、悪化させることがないようにしましょうね。

いつまでも若々しく。

あなたがシミのない肌を手に入れて、今よりもっと輝けますように。

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最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

他にも、肌荒れやスキンケアに関する予防法や改善策、最新の美容情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。


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