プロテオグリカン

プロテオグリカンは、糖とタンパク質の複合体のことで、糖タンパク質の一種です。

「プロテオ」はプロテイン、つまりタンパク質で「グリカン」は多糖類を意味しています。

ではこのプロテオグリカンとは、肌にどんな有効成分なのでしょうか。

一般的に、プロテオグリカンの肌への効果としては、保水力とエイジングケアが挙げられます。

プロテオグリカン配合の化粧品は、どんな肌悩みに効果が期待きるのでしょうか。

今回は、プロテオグリカンが肌に与える影響について考えていきましょう。

< スポンサーリンク >

プロテオグリカンとは

冒頭でも言いましたが、プロテオグリカンとは一言で表すと「糖とタンパク質の複合成分」なんですが、これは総称で複数の種類が存在します。

これは皮膚のどの部分に存在するかによって、違う名前がつけられているためです。

プロテオグリカンという名称は、場所によって3つの呼び名が付いています。

プロテオグリカンの種類

アグリカン

プロテオグリカンの中で、代表的と言えるのがアグリカンという種類です。

軟骨に存在しており、外部からの衝撃を柔軟に吸収できるといった働きがあります。

パールカン

細胞と各組織との間にある基底膜に存在しています。

バーシカン

主に皮膚の真皮層に存在し、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどと一緒に、細胞外マトリクスを形成しています。

 

< スポンサーリンク >

プロテオグリカンの効果

モデル・40代

プロテオグリカンの特徴としては、なんといっても保水力とアンチエイジングです。

プロテオグリカンはお肌の中で、まるでスプリングベッドのような働きをしながら、お肌の内側からふっくらとさせてくれるのです。

ヒアルロン酸以上の保水力

効果をヒアルロン酸と比較しても圧倒的で、保水力はヒアルロン酸の130%以上になります。

また潤いを与えるだけではなく、ターンオーバーを正常化させ肌トラブルも解消してくれますよ。

特に30代からは、肌の表面で潤いを保っているセラミドの量が減ります。

なので、どうしても肌は乾燥しやすくなります。

乾燥肌の場合、ヒアルロン酸配合のスキンケアを行なっている人が多くいると思います。

ところが、ヒアルロン酸は分子量が大きいので、表面から肌内部への浸透が難しいのが現状です。

ヒアルロン酸は、肌表面を覆っている間のみ高い保湿力を発揮しますが、そのまま表面付近にとどまり、肌内部まで保湿する効果は期待できません。

それに比べ、プロテオグリカンは分子量がヒアルロン酸よりも小さいので肌内部への浸透性が良く、時間が経っても乾燥しにくいという特徴があります。

プロテオグリカンには、肌内部のヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進する作用があるので、ヒアルロン酸だけでスキンケアするよりも、プロテオグリカンを使用した場合のほうがさらなる効果を望めます。

EGFと同じアンチエイジング効果

保水力と共に、プロテオグリカンの効果で期待できるのがアンチエイジングです。

女性なら誰しも実年齢より若々しい肌でいたいと思いますよね。

プロテオグリカンには、EGF(上皮細胞増殖成長因子)と同じような作用が確認されています。

EGFとは、細胞の再生や増殖を助ける因子のことですが、加齢とともに減少してしまうのです。

EGFが減少すると、肌の老化現象が現れます。

細胞の再生機能が低下し、ターンオーバーを遅らせ、どんどん肌の老化が進みます。

プロテオグリカンには、EGFのような細胞の再生機能を促進する効果があると、研究によって確認されています。

また、EGFはヒアルロン酸やコラーゲンの生成も促すので、シミの元になるメラニンの生成を抑えたり、色素沈着の予防や改善したり、といった効果も期待できます。

プロテオグリカンは、このようなEGFの働きと似た働きがあるのです。

 

< スポンサーリンク >

プロテオグリカンは
原液がおすすめ

これまではごく少量しか抽出できなかったため、希少価値が高かったプロテオグリカンですが、近年の研究により、鮭の鼻軟骨から摂れることが判明し、一般的な化粧品にも使われるようになりました。

サプリメントで摂取するタイプもありますが、肌への効果を実感するには肌に直接塗るタイプがオススメです。

プロテオグリカンは化粧水や美容液に配合されることが多く、最近ではフェイスマスクやサンスクリーンなどにも含まれているものがあります。

そのなかでも、水とプロテオグリカンを配合した美容液は、肌馴染みがよく、浸透性にも優れているので、高い保湿効果が期待できます。

様々なプロテオグリカン化粧品の中でも、1種類の成分のチカラを集中して取り入れたいのなら、シンプルな原液美容液がオススメです。

成分表示が分かりやすく、選びやすいというメリットがあります。

さまざまな成分が混ざった美容液だと、どうしてもそれぞれの配合量が少なくなりがちです。

なんらかの肌トラブルを抱えていて、その悩みを明確に治したいなら、特定の成分に的を絞ったほうが効率的にアプローチできるというわけです。

プロテオグリカンには、高い保水力のほかに、コラーゲンやヒアルロン酸といった保湿成分の生成をサポートする働きがあることが研究で判明しています。

乾燥肌や、肌の衰えで悩んでいる場合は、原液タイプの美容液を選ぶことでプロテオグリカン単独の働きがより期待できるのです。

関連乾燥肌の原因と対策!肌の水分不足からはじまる悪循環のメカニズム

原液化粧品を選ぶポイント

まず、プロテオグリカンの配合量をしっかりとチェックしましょう。

原液100%と表示されていても、そこから薄められていることもあります。

濃度まできちんと確認をしましょう。

原液とは、粉末を水溶液で溶かしたものなので、95%以上ならば原液とほぼ同じ効果が得られるでしょう。

また、プロテオグリカンを抽出する原料の産地についても確認しておきます。

原液タイプでは、主原料の成分をそのまま取り込むことになります。

品質チェックという意味でも、産地がきちんと紹介されているかどうかは見ておいたほうが安心ですね。

プロテオグリカンの原液は水溶性が高いため、他の化粧品にもなじみやすいのが特徴的です。

手持ちの化粧品に混ぜられるので、コスト的にも魅力ですね。

高濃度だからより良いとか、危険ということはありません。

注意すべき点は「自分の肌に合っているか」ということです。

原材料にサケなどが使用されていますから、魚のアレルギーがある方は注意しましょう。

LIFTest プロテオグリカン原液

LIFTestプロテオグリカン原液

これまで非常に高価だったプロテオグリカンも、研究などによって手が届く金額になってきました。

その中でおすすめしたい商品はフラコラの【LIFTest プロテオグリカン原液】で、WEBから購入した場合初回お試し価格980円(税込・送料無料)でプロテオグリカンの効果を体感することができます(2回目以降の定期購入する場合も30日分で3060円)。

これは美容液ですが、抜群の保水力があるプロテオグリカンの効果を考え、洗顔後すぐに(化粧水の前に)塗るということを気をつけて使ってください。

最後に…

最後に…まとめ

プロテオグリカンの効果を色々とご紹介してきましたが、最後にポイントをまとめておきましょう。

  • プロテオグリカンは保水力とアンチエイジングに効果あり
  • プロテオグリカンは原液がオススメ
  • 表示成分を確認して自分の肌に合うものを選ぶ

美容は、手間をかけたほど肌はそれに応えてキレイになります。

プロテオグリカンの魅力を知った今からでも遅くありません。

あなたの肌で抜群の保水力とアンチエイジング効果を実感してください。

< スポンサーリンク >

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

他にも、肌荒れやスキンケアに関する予防法や改善策、最新の美容情報などを配信していますので合わせて読んでいただけると幸いです。


この記事がお役に立ちましたら、シェアして同じ悩みの解決に手助けしてください!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで【キレイ肌】をフォローしよう!